冬鳥もこれでラスト?
周辺の桜が散った途端、気温は一気に連日30℃近くになったかと思えば、再び冬に逆戻り・・
方々から、オオルリやコマドリなど夏鳥たちの初認情報が届く中、
ツグミやシメなどいまだ平地にいる冬鳥たちも移動のタイミングに迷っている様子です。

新年度とともに工房周辺でもツグミの姿はほとんど観られなくなリましたが
4月も半ばになるというのに、いまだに庭に居続けているツグミです。
シベリアへ渡るのが嫌なのか、それとも日本に留まろうと思っているのか?
そういえば「夏の尾瀬にツグミがいる」という話を
確か、今から20年ほど前に野鳥に詳しい方から聞いた憶えがあります。

4月9日に工房の庭に来たシメです。多分北上途中に寄ったものと思いますが
嘴は既に夏色の鉛色に変化しているメス個体でした。
これが多分、今季工房で観られた最後のシメになると思います。

先日芽吹き間近な庭に2羽のカワラヒワがやって来ました。
しばらくキョロキョロと辺りを見回した後、顔を見合わせて飛び去りました。

4日連続の夏日続きじゃあ、身体がおかしくなっちゃうな〜
早朝だけど、ヒヨが来る前に浴びちゃお〜っと・・「うぅー寒みぃー」

今年も軽井沢の阿部さんが朝採りのフキノトウと
手作りの美味しいフキミソをクラスのみんなに届けてくれました。
春の香りたっぷりのフキミソをクラッカーにのせ
ティータイムにみんなで「一口でパクリ!!」・・美味しくいただきました。
(油で炒めず)熱湯で湯がいて、砂糖と味噌で味付けすると、風味が
長持ちするという軽井沢流のフキミソ作りも一緒に伝授していただいたので
早速レシピ通りに作ってみました。しばらくは春の味覚が楽しめそうです。
中里の火渡り
4月17日、コロナ禍で中止されていた江戸時代から伝わる「五穀豊穣・家内安全・病魔撲滅」を願う
年中行事「中里の火渡り」が中里御嶽講保存会により2年ぶりに執り行われました。

一行は近くの火渡り会場へ移動。
神を呼ぶ言葉と御払いに続いて用意された薪に火が付く。

下火となった薪に塩がまかれ、道が開かれ、御幣を持った先達と呼ばれる
行者の方が先頭をきって火を渡る一連の儀式が行われたの後、
一般の多くの老若男女による火渡りが行われました。

存在し、現在も受け継がれている事に感銘を受けました。
地元の年配者や乳幼児をはじめ、子ども連れのヤングファミリーなど
およそ100人の参加により、火祭りは大盛況でした。