秋色深まる
残暑はあるものの、工房周辺は朝晩めっきり秋らしくなり、
中秋の名月の10日には、満月の下でコオロギや鈴虫など沢山の虫の声を楽しむことができました。
アルプス乙女の色づく庭では、久々にウマオイの姿も観られました。

南の庭の端に置いてある鉢植えのミニリンゴです。
カミキリ虫にやられて何度か枯れる寸前まで行きながらも早10年、
今年も30個ほどの実が可愛く色づき、穫り頃になりました。

10日を最後にパタリとなくなったセミの声に替わって、
一段と大きくなったコオロギや鈴虫の声・・。
そんな虫の中でもすっかり聞かれなくなってしまった声の主
「ウマオイ」を先日、南の窓の網戸で見つけました。
5年前くらいまでは「スイッチョン・スイッチョン」という
特長的な声が聞かれていたのですが、
草地の減少と共に工房周りでもここ数年耳にしていませんでした。

庭の草取りの度に、あちこちに挿し芽で増やしたポーチュラカが
笑っちゃう程アッと言う間に一気に広がり、
相変わらずのマイペースで色鮮やかに咲き誇っています。

日一日と秋色が深まる中、隠れた夏の代表・ゴーヤが
いまだ元気に生り続けています。
この夏も毎日のウォーキングの後に雑草取りやら庭の手入れなど、
週2ペースで約1、2時間色々とやっていますが、
ゴーヤの佃煮のお陰か?熱中症や夏バテにもならずに済んでいます。
これまで80本近くを収穫、直径10㎝・長さ30㎝の大きさのもありました。
9月いっぱいは、まだまだ収穫できそうです。

柿は今年もあまり好くなさそう・・・
かなりの数の結果を見たものの、9月なかばほぼ半数近くが落下。
どう言う訳か、雨の後に落下が多いように感じます。

物価の上昇が続く中、パンの材料も次々と値上りしています。
オーガニック材はなおさらですが、長年やって来た事
これからもずっと手づくりのパンを焼き続けて行こうと思っています。

秋も深まる中、ウォーキングコースにある稲田も徐々に色づきはじめ
青空の下、爽やかな秋風に黄金色の穂が揺れています。