そろそろ夏日は ゴメンナサイ
朝の室温が19℃を下回ってくると、その後にぶり返される夏日は何とも耐え難い。
それでも季節はすでに秋、気がつくと少ないながら頑張っていたセミの声も何時しかしなくなり、
ウォーキング中には、里に下りて来たカケスたちや、移動途中のコサメビタキにも遭遇。
先日は、未だ飛び回るツバメの上空をウロコ雲をバックに横切るハヤブサの姿も観られました。

今年は高温障害からか、柿のほとんどが収穫期を待たず次々と落下してしまいました。
近くの柿農家さんでさえ例年にない大量落下を起こしたそうです。
さらに、収穫時期まで落下を免れた実も小振りで売り物にならないと言っていました。

ノスリのいる電柱の周辺では今次々とコンバインによる稲刈りが行われています。
当初、高温障害の影響が大きいのではと心配していたものの、お米の出来は上々で、
中にはこれまでにない出来だと言う農家さんの話も聞きました。
ノスリも獲物にあやかりたいと、虎視眈々としていました。

工房から南西に10分程歩いた場所に、時々カワセミを見掛ける川があります。
ただ、かなり離れていたり、川面を飛翔する姿ばかりでデジカメでは中々撮れません。
この日も期待はせず、何時もの辺りを一通り見回して諦めた次の瞬間、
遥か手前の石の上で動くものを発見!?、ーカワセミの幼鳥らしく体色がくすんでいる。
まだ薄陽の時間帯だったこともあり、増感してやっと見えた証拠の写真です。

コンパニオンプランツとして夏野菜の陰でひっそり頑張っていたマリーゴルドです。
既に夏野菜はほとんど撤去したため、広々とした中で伸び伸びとリラックス。
一気に栄養吸収ができるようになったと見え、大輪の花を次々と咲かせ始めました。

春の擁壁工事に伴い駐車場入り口脇に移植したメドーセージです。
大株にはなったものの、元の場所からは50m近く離れてしまったのが残念。
折を見て根分けをし、教室から眺められる元の南の庭に戻してやろうと思っています。

前からいたカルガモの中に9月20日過ぎから50羽程のコガモの群れが加わりました。
自然界の生き物たちが遥か昔からずっと続けている変わらぬ営みが、
小さな貯水池でも人知れず繰り返されているようです。
「サステナブル」「SDGs」と騒いでいるけれど、
地球上で全ての生命が共存するためのルールを破ってしまったのは、いったい誰?。

冬用に妻園の天地返しをしていたら、どこからかトノサマバッタがやって来ました。
以前はどこでも観られましたが、久々に目にした姿です。
ここへ移ってから暫くの間は、キリギリスの声も聞こえていましたが、
ここ5年くらいはまったく聞こえなくなりました。
