身近に、森林や野鳥保護管理に携る人がいた事で幼少期から野鳥と触れ合いながら育つ。
’72年広告代理店に就職、後に独立しグラフィックデザイン事務所を設立。 仕事漬けの中で息抜きの必要性を感じていた ’80年前後、メディアでバードカービングを知り「剥製をつくらない・ 飾らない」と言う趣旨に魅せられ仕事の合間を縫って自己流で制作と 研究を始める 。その後バブル期に多くの仕事仲間が健康トラブルに陥ったのを機に、’98年バードカービングを2ndステージにすることを決意し、新たなスタートを切る。
1983.05 仕事の打ち合わせで東京に出向いた折に、渋谷アイリスメガネ・ギャラリーで開催されて
いた秋山孝氏が代表を務めるBCCの「第1 回バードカービング展」を鑑賞

1984.05 リラックス空間をつくるためオフィス内で猫
を飼い、癒し空間「ネコミュニケーション」を創る
1985.09 日本ヴォーグでバードカービングの通信講座を受講、’88.09修了
1990.04 BCCが休会中のため、遠藤勇氏が代表を務める神奈川のクラブ「木鳥会」を紹介され入会

1990.08 東京港野鳥公園ネイチャーセンター「木鳥会作品展」に’90〜’95年まで出陳
1991.07 杉並区立郷土博物館・企画展「善福寺の鳥たち」に出陳

1991.10 「木鳥会」所属の知人の紹介で埼玉の山岸昭治氏のクラブに参加・’95年まで展示普及活動を続ける(写真は秩父で開催した薮内正幸氏とのジョイント展)

1994.05 バードウィークに高崎の老舗画廊「ふかまち」で初の個展・ヤマダテルオのBIRDCARVING展を開催
上毛新聞・朝日新聞「ひとスケッチ」でバードカービング作家として紹介される
FMぐんま石森則和アナウンサー担当のトーク番組でバードカービングについて語る

1994.07 草津ベルツの里にて「J.ポール・ネスコレクション&ヤマダテルオのバードカービング」ジョイント展を40日間開催
1994.11 群馬情報誌「からっ風・41号」の特集でバードカービング作家として紹介される

1995.01 高崎江木町のデザインオフィスの一室で週一の
バードカービング教室をスタート
1995.05 NTTユーホールにて個展・ヤマダテルオのBIRDCARVING展を開催
1996.10 高崎シティギャラリー第6にてヤマダテルオのバードカービング+10人展を開催

1996.11 日本バードカービング協会(JBCA)設立準備
委員会事務局委員に就任
1997.11 日本バードカービング協会(JBCA)初代理事
に就任・千葉県我孫子市にて設立記念展を開催、’98年・次
年度理事再任にあたり理事候補から辞退、地元群馬でのバ
ードカービングの認知・普及を優先課題とし、JBCAを退会

11月1日〜3日間開催された「JBCA設立記念展」会場「水
の館」ロビー通路にて、デモンストレーションを担当
1997.04 上毛新聞「ぐんまの人」コーナーでバードカービング作家活動が紹介される

1997.10 高崎シティギャラリー2F・第6にてヤマダテルオの
BIRDCARVING+15人展を開催
上毛新聞の社会面でバードカービングの詳細が掲載される
1998.01 バードカービングの普及発展のため活動拠点を地元群馬の高崎に移す

1998.10 高崎シティギャラリー2F・第6展示室にてヤマダテルオのBIRDCARVING+20人展を開催
地元の上毛新聞はじめ、NHKいっと6けん・TBSラジオ・FMぐんま・ラジ高など、メディア各社の協力により、県内外から2,000名を超える人々が来場
1998.10 上毛新聞にてバードカービングが見開きページで紹介される

1999.02 長年の野鳥保護活動により環境庁の鳥類保護学校表彰や日本鳥類保護連盟会長賞を受賞した南牧の磐戸小にて「声と姿のブッポウソウ」を講演。バードカービングを用いて児童47人を対象にブッポウソウのブローチ作り教室を開催

1999.05 NTT・ユーホールにてヤマダテルオのバードカービング教室展を開催


1999.06 高崎文化情報マガジン「劇場都市・vol.13」でバードカービングが紹介される

1999.10 高崎シティギャラリー第3にてヤマダテルオの
バードカービング展を開催
同年2月「声と姿のブッポウソウ」を講演させて頂いた南牧
の磐戸小学校の生徒たちを「バードカービング展」に招待

2000.01 高崎下佐野町にバードサンクチュアリー併設の工房と教室をオープン(写真の森全体・約500坪の中に専用駐車場と湧水の小川が流れニホンミツバチや春夏のキビタキ・オオルリ、秋冬はニュウナイスズメやレンジャク・コチョウゲンボウなど年間を通して100種近い野鳥たちが飛来。後に農振地区解除に伴う宅地化と河川工事により環境が激変、野鳥も激減したため’10年をもって工房を閉鎖


教室の窓から野鳥観察ができる南の庭、ヤマザクラやカエデ・クロモジ・ケヤキなど40種の木々に囲まれた竹林と雑木の庭でした


湧き水の小川が流れる北西側の庭には、3ヵ所の餌台とゲラ用の巣箱・ガラス越しに至近からカワセミやトラツグミも観察できました

2000.10 高崎シティギャラリー第3/4にてヤマダテルオの個展&教室展を開催
2001.01 ADSLの普及とWindows XPが登場した2001年よりホームページのネット配信を開始
2001.05 上毛新聞企画「転身・6」でバードカービング作家として紹介される

2001.05 高崎シティギャラリー第5にてヤマダテルオのBIRDCARVING工房展を開催

2001.07 県主催の相互訪問事業(東京→群馬・親子50組)でバードカービング体験教室を開催


2001.08 群馬県憩いの森・森林学習センター(伊香保町 )で「親子夏休みバードカービング教室」を開催(親子20組・60人が参加)

2001.11 国民文化祭ぐんま2001にて県庁ロビーでバード
カービングワークショップを開催

2002.10 高崎シティギャラリー第3にてヤマダテルオのBIRDCARVING教室展を開催

2003.06 グラフぐんま6月号に独自技法で木に命を吹き込むバードカーバーとして紹介される

2003.10 高崎シティギャラリー第2にて「BC教室10周年記念展」スタンドバード100名無料体験教室を開催(冬季の餌台設置・森や林の鳥・平地の鳥・水辺で観られる鳥たちをそれぞれブースに分け、ジオラマ展示)
2004.11 高崎シティギャラリー第3にて「2004 ヤマダテルオのバードカービング展」を開催






2005.10 高崎シティギャラリー第3にてヤマダテルオのBIRDCARVING +メッセージポスター展
を開催(ヤマダテルオが1970〜’80年代にかけて制作した「Today’s Birds Tomorrow’s
Men・今日の鳥の姿は 明日の私たちの姿」のメッセージイラストポスターの一部も展示

2005〜’10 下佐野工房と浅間山古墳の間を流れる河川工事の開始に伴い、工房の森に飛来する野鳥の数が減少し始めた頃からの5年間は四季を通して教室主催のバードウォッチングを県内のスポットをはじめ、写真の鬼無里・軽井沢・戸隠・戦場ヶ原・松之山などで開催

雪の赤城山でレンジャクウォッチングを開催

2006.04 NHK・小さな旅「微笑みの下で」にバードカービング作家として出演(下佐野工房の庭でプロジェクトXの國井キャスターとの収録風景、テーブル近くまでメジロが来てとても和やかでした)


2006.11 高崎シティギャラリー第6にてヤマダテルオのバードカービング教室展を開催

2007.11 高崎シティギャラリー第3にてヤマダテルオのバードカービング教室展を開催

2008.05 榛名湖温泉ゆうすげ元湯にてバードカービング展とワークショップを開催


ゴールデンウィークの3日・4
日の2日間、ブローチとスタンドバード体験教室を実施多くのファミリーで賑わいました

2008.11 高崎シティギャラリー第3にてヤマダテルオの
バードカービング教室展「手づくりの野鳥たち」を開催・
オリジナル技法の全プロセスをパネル展示

2011.01 榛名山麓南端高崎市箕郷町生原に教室・ギャラリー・専用駐車場を備えたスタジオを新設。「競わず・比べず・争わず」をモットーに、最小限の道具で心身ともに誰もが楽しめるバードカービング創りを目指して新たなスタートを切る

南面が開けた解放感タップリのスタジオは敷地面積約800㎡。交通アクセスも良好な緩やかな田園地帯にあります
2011.06 箕郷の工房が上毛新聞社刊「TAKATAI」にて紹介される
2011.11 ヤマダテルオバードカービング工房・BCSギャラリーにてヤマダテルオのバードカー
ビング教室展を開催

2012.05 第20回宮崎バードカービング作品展(宮崎科
学技術館)に招待作家として出陳

2012.10 ヤマダテルオバードカービング工房・BCSギャラリーにてヤマダテルオのバードカービング教室「バードウォッチングウィーク展」を開催
2012.11 ラジオ高崎「Air place」にライブ出演、バードカービングについて語る
2013.05 NHK「ほっとぐんま640・きらり☆ふるさと」にて春の赤城山バードウォッチングとバー
ドカービング教室のレッスン風景が紹介される

2013.10 ヤマダテルオバードカービング工房・BCSギャラリーにて「バードカービング展2013」を開催

2014.04 広報高崎「からっ風トーク」にてバードカービング作家活動が紹介される


2014.04 ネッツトヨタ群馬[ぐんま技巡り]で作家活動が上毛新聞に掲載される
ネッツトヨタ群馬ロビーにてバードカービング展とワークショップを開催

2014.06 群馬テレビ・リーダーズeyeに生出演

2014.07 県立館林美術館・夏休み特別企画展「いきもの図鑑」にオオルリはじめ3作品を出陳
2014.11 ヤマダテルオバードカービング工房・BCSギャラリーにて「バードカービング展2014」
を開催

2015.07 ネッツトヨタ群馬より「ぐんま技巡り」冊子が刊行される

2015.11 ヤマダテルオバードカービング工房・BCSギャラリーにて「バードカービング展2015」を開催

2016.11 玉村町「赤煉瓦館」にてバードカービング&玉村の野鳥展を開催

2017.05 日本化薬パールドームにてバードカービング展を開催

2017.11 高崎シティギャラリー第2展示室にて特別企画展「固有種と希少種と絶滅危惧種」展を開催

この展覧会は、1914年9月1日にアメリカで最後の1羽が亡くなり、地球上から永遠に姿を消した絶滅種・リョコウバトをはじめノグチゲラ・イヌワシ・ヤンバルクイナ・ヤイロチョウ・ライチョウ・ハハジマメグロ等の絶滅危惧種

オオセッカ・ハヤブサ・クマゲラ・アカヒゲ・アカコッコ・ルリカケス・シラコバト・ブッポウソウ・オオストンヤマガラ・コジュリン・ハイタカなどの危急種や希少種、固有種など約100種類の山野鳥たちのバードカービングを展示して開催されました


リョコウバト(絶滅種)
実物大のバードカービング作品を展示し、リョコウバトが絶滅に至った経緯と、種の絶滅と生物多様性の保全に関する案内パネル2点を掲示

2019.11 高崎シティギャラリー2F・第5にて企画展「バードカービングで観る「北〜南・野鳥の旅」を開催

その 他 群馬県内で開催した主な展示と普及活動
沼田図書館にて「バードカービング(木彫りの野鳥)展」を開催
’96年以降、高崎城東公民館・西公民館・中居公民館・中央公民館・倉淵公民館、吉岡町公
民館にて実技・教養講座「バードカービング教室」と作品展を開催
高崎医師会サークルにて「昼と夜を制した猛禽・ワシタカとフクロウ」を高崎ターミナルホ
テルで講演(2種のバードカービングと実物の羽を用い、全員で構造の違いなどをルーペで
確認。両者の生態や特徴・習性・能力について説明。こうした鳥の持つ構造や機能が飛行機
や新幹線の安定性や騒音対策等の技術開発のヒントとなって現代社会を支える多様な「ネイ
チャーテクノロジー」として様々な形でフィードバックされていること、そして自然との共
生の重要性と共に、時には仕事の手を休めて自然界の生きものたちにも目を向けて欲しいと
のメッセージを持って公演を修了)
2020.01 以降コロナ感染防止対策として教室以外のすべての活動を休止し、WEB発信のみとする
