8月の完成作
コロナもロシアの侵攻も終わりが見えないまま、世界中が大混乱。
最近、50年前に読んだ本の中で語られていた事が、近年次々と現実のものとなっている気がします。
時は過ぎ、2022年もあっという間に、早8月になりました。

自然界では色的にも地味な存在の鳥さんですが、よくよく見ると
黒を基調とした美しい色合いの鳥さんです。大きさも小鳥クラスより一回り
大きく、見栄えもいいです。特にクチバシには最大限のこだわりを持って
リアルな仕上げを心掛けて取り組んでみました。
これまで台には特に気をかけていませんでしたが、今回は
コケに止まるクロジを再現してみました。教室では、皆さんそれぞれが
鳥種の選定や細部の仕上げ等にこだわりを持って制作に取り組んでいるので、
作品にも個性が出て (個体の違い?)面白いと思います。
なお最後に、
このたび都合により今回のクロジを持ちまして、
約8年間の通学生活にピリオドを打つことになりました。
振り返れば、BC教室にお世話になってのち、私の全ての野鳥活動がスタート、
現在はバードカービングにとどまらず、バードウォッチング、撮映にと、
どっぷり浸る生活を送る身となっております。
10年前には想像もできなかった世界であり、
このような素晴らしい世界(生き甲斐)を与えてくださった
カービング教室の皆さんと、 先生には心より感謝して止みません。
橋爪さん並びに奥様より身に余る感謝の意を戴き恐縮いたしております。
ここに改めてお二人に心より感謝申し上げます
8年間本当にありがとうございました。

皆さんこんにちは・・
今回、私がオオルリを作ったのは、吉永小百合さんが登場して話題になった
テレビCM「青い四万ブルー」の撮影地・奥四万湖に
野鳥の会のメンバーと探鳥会に参加した時の事が切っ掛けでした。
湖の周りの林を歩いていると、メンバーの一人が「青い鳥がいる」と言って
スコープにおさめてくれました。ファインダーを覗かせてもらうと、
そこには綺麗な青い鳥がおり、日本の三鳴鳥の一つだと教えてくれました。
そこで今回は、鳴いている状態のポーズを作ることにしました。
まさに奥四万湖の「青い四万ブルー」に合致していました。
ぜひ、皆さんも足を運んで、自分の目で観察して見たらいかがでしょうか・・