猛暑日続きには恵みの雨
6月14日関東地方で初めて猛暑日を記録して以降、同24日には桐生で36℃・高崎で35.3℃など、
群馬県内5観測地点で35℃以上の猛暑日を記録。激しい気温差の日も複数回・・。
諸物価高騰で妻園の追肥や水やりでさえバカにならない状況の中、ようやく関東も梅雨入り。
6月末には工房周辺に点在する田圃の田植えも全て終了し、先ずはホッと一息。
お陰で野菜たちも順調に成長し、トマトやキュウリ・ナスなどが収穫できるようになりました。

苗で16本植えたゴールドラッシュです。
実を1株1本仕立てにしたので、大分大きな実になっています。
ヒゲも縮れ、茶の色も濃くなって来たのでそろそろ収穫できそうです。

東の妻園に2本植えた水ナスです。
水ナスと言えば丸いイメージでしたが、これは長いタイプの種類。
柔らかさは丸形同様で、ソフトな歯触りは朝のサラダにもピッタリです。

同じ妻園のパプリカです。ピーマンより育てるのが難しいとの事ですが、今のところ、近くに植えてあるピーマンより元気に育っています。
土地柄気温が少し低めなため、色付くまでには少々長くかかりそうです。

バレリーナアップルの下でも育つの?試験的にトウヤを1株植えました。2本仕立ての後、これまで2度の鶏フン追肥と土寄せを完了。
後は収穫目安の葉枯れサインを待って晴天の日に掘り上げるばかりです。

サツマイモはプランターでも比較的簡単に作れると聞いて、
南庭の60㎝プランターと駐車場脇に地植えで各2株づづ植えました。
上手くできれば、来年はプランターで10株くらい作ろうと思っています。

欧州では普通に庭で育てられていると言う鈴生りの小さなリンゴの写真。コンパクトな上、連なって咲く花は何とも可憐で美しい。・・
思わず欲しくなって大阪の業者から入手したのが、かれこれ10年前。
途中数本枯らしたものの、今では4種類9本が元気に成長。
樹高3m・幅1m ほどのほぼマックスまで大きくなっています。
収穫は8月頃から、ジャムが主ですが生食でも美味しいミニリンゴです。

水と肥料が不足するとすぐに曲がってしまうキュウリは高温の日は水やりも朝晩2回。
夜成長することから水やりは夕方の方が好いとの様ですが、暑い日が続く日はプランターはじめ、
すべての野菜が水切れにならないよう、天気予報と睨めっこの上で朝の水やりをしています。

昨年の大玉トマトが失敗だったので、今回は極甘のシュガートマトと薄皮の2タイプにしました。
妻園に17種類を混在させたのが好かったのか、今年の夏野菜はこれまでになく好調です。
コンパニオンプランツのマリーゴールドが効いているのか、害虫被害も今のところはありません。

以前作った事がある昔の黄色いメロン(マクワウリ)が欲しかったのですが何処にもなかったので、
誰でも出来ると言うキャッチフレーズに釣られて南の庭に古い日避けを利用して植えました。
セオリー通り摘芯し、孫づるに咲いた花に受粉するとすぐに結果。日々スクスクと育っています。

これまで頻繁に工房の庭にやって来ていた白いスズメですが、近頃は滅多に来なくなりました。
もともとは、2つあるグループの中の小数グループの中の1羽。
元気でいてくれて、ひょっとして他所で子育てでもしてくれていたら嬉しいんですけれど・・・

何コースかあるウォーキングコースの内、勝手にクワガタ通りと呼んでいる道があります。
200m足らずの緩い坂の途中に果樹畑があって、脇に直径1m弱のクヌギの古木が2本あります。
このエリアでもクヌギの木は殆どが伐採されてしまい、極めてレアな存在になっています。
話によるとこの木にはちゃんと持ち主がいて、その方は近くに住むお爺ちゃんだと言います。
お爺ちゃんは孫や近所の子どもたちに自然と関わる楽しさを残しておいてあげたいとの思いから、
多くの木々が姿を消す中であえて伐採をせず、残してくれたクヌギの木なのだそうです。
