11月の完成作

今月は久々に4作品が完成しました。
ウォッチャー憧れの冬鳥ヒレンジャク、滅多に見られない複雑模様のトラツグミ、
いま大ブレークのシマエナガ、キツツキの代名詞アカゲラの4点です。

ヒレンジャク
ヒレンジャク/水曜クラス/田村 T.(高崎)レッスン歴:7年
作品は、山荘の庭に来る鳥や実際に見た鳥を対象に作っています。
今回のヒレンジャクも夏に庭の木にいる姿を葉の隙間から見たものですが
後に冬鳥と知って、自分の見間違いだった可能性が高い。
それはさておき、ある意味派手な色の鳥なので、
玩具(おもちゃ)っぽくならないよう彩色には気を遣ったつもりです。
緋連雀の特徴は、尾羽先端の赤と冠羽の裏側まで続く過眼線の黒とのことなので
特にその部分を出来るだけリアルに仕上げました。
他の作品と並べて飾っても、アクセントの赤が見栄えすること間違いなしです。
トラツグミ
トラツグミ/月曜クラス/内田 M.(前橋)レッスン歴:9年
「 鵺(ヌエ)と言うのはこれだよ 」と写真を見せられた時、思っていた鳥と全然
違っていましたが、鳴き声を聞いてみて、なる程と思いました。
一工程づつ作っている時は、それに集中しているため
全体像をいま一つ掴みきれないまま、作業を続けていたので

複雑な模様の描き込みと、左右のバランスにはとても苦労しました。
しかしプロセスが進むに連れ、いつの間にかトラツグミになっていました。
出来れば一度、本物の姿をナマで見たいと思っています。
シマエナガ
シマエナガ/金曜クラス/小菅 H.(東吾妻)レッスン歴:9年
TBSの朝の番組「ザ・タイム」で
「シマエナガ」のぬいぐるみが人気を呼んでいることを紹介。
それを見ていた妻の「どんな鳥なの?」・・と、言う一言が切っ掛けで、
是非作って見せて上げようと思いました。
すでに教室の何人かが作ったのを見て、今回挑戦してみました。
アカゲラ
アカゲラ/金曜クラス/石関 S.(玉村)レッスン歴:13年
私がいつも散歩する玉村町の水辺の森には沢山の松の木があります。
そこではいつも、アカゲラがコツコツと大きな音を立てて私を迎えてくれます。
木にある大きな巣穴を出たり入ったりしていた可愛いさを思い出しながら
今回、「水辺の森」で見たアカゲラを作りました。
木をつついたら音がしそうな、とても好い感じに仕上がったと思います。