2月の完成作
今月の新作は和菓子のような色合いをしたウソと、日本最小のキツツキ「コゲラ」です。
ウソの名前の由来は「ヒーホー」と口笛のような声で鳴くことから、
口笛の古語「うそ」から名付けられたと言うことです。
[天神様の使い]とされ、太宰府天満宮や亀戸天神の「木うそ」のモデルになっている野鳥です。

80才を過ぎてからも日々心身ともに健康でいようとの思いから、
あえて少し難しいかなと思う作品づくりに挑戦しています。
カービングを作っているお陰で、先日もテレビの野鳥番組を見ていた
女房が「お父さん、お父さん・・いま作っているウソが出ているよ !!」と大喜び。次々映し出される野鳥たちの名前も大抵分かるようになり
前より楽しく番組が観られるようになったと二人で喜んでいます。
また、料理番組で紹介されるレシピをヒントに、
いろいろな料理を自分流にアレンジして作り続けています。
これからも健康に留意して、元気にのんびり過ごそうと思っています。

以前アカゲラを制作しましたが、もう一体キツツキが欲しくなり
今回コゲラを作りました。アカゲラに比べ、小さくて地味な色ですが
制作途中に赤城自然園で木の幹に張り付いている本物を
観ることができたので、いい雰囲気に仕上がったと思っています。
自然園でのバードウォッチングの案内を見て、二人で参加。
アトリとエナガもこの時初めて観ました。
バードカービングを初めてからは、山歩きのスタイルも変化・・
谷川岳のハイキングではコルリを初めて観るなど、これまで触れた事のない新たなフィールドが広がり、同時に楽しみも増えました。